ぼんやりと考え事「わたしと銭湯」
私は銭湯が大好きです。
一番近い銭湯まで車で40分の距離ですが、月に4回は通います。
行くのは、たいてい気持ち的に疲れた時。
でも、夕方に出かける予定が入れば、もう心は「銭湯♪ 銭湯♪」です😊
いつか番台に立ってみたい。。貸ロッカー(300円)も借りてみたい。。
色々な種類の湯船、家に帰った後に肌に残っている独特なにおい、
湯上りのコーヒー牛乳、ケロリン、20円入れるドライヤー、昭和の感じ、たまらなく好きです。
しかし、なによりも、そこに目的がある事が好きなようです。
銭湯という空間に来る人は、お風呂に入り、リラックスしに来るでしょう。
私は優柔不断なタイプで、決断をするのが苦手です。
休みの日に家で、その日何をするのかすら、朝考え込んでしまい、
本当は読書や料理の作り置きをしたいのに、
結局、目についた家事をして、スマホいじってだらだらして終わったり😢
ドラックストアでシャンプーを選ぶのに30分かかり。。
そして結局決められずに買わずに帰る事もしばしば。。
カフェに行くときも、レジで急に決められないから事前にスマホでメニュー調べます😅
決められないときは、
ただっぴろい真っ白な空間に、一人でぽんっと投げ出された気分です。
どうしよう決めなきゃ。と思ううち、ぐるぐる回って何もできなくなる。
思考がぼーっとしてます。
気が付かないうちに、時間も経ってる。
そんな自分にとって、
お風呂+やることある程度決まってる
銭湯はとても楽になれる場所です。
お金を払って、脱衣所に入ったら、あとはお風呂にはいればいいんです。🛀
最初はどのお風呂に入ろうか、と迷いますが、
だんだん体が温まり、ぽーっとしてくると、自分の感覚に従えるようになります。
暑くなれば水風呂へ入って、空がみたいと思えば露天風呂へ、
だるくなれば椅子で休憩して。考えなくても、自然と足が運べるようになります。
場所に自分の行動を限定してもらわないと、リラックスできない。
なんだか、場所に頼っているようです。
どの空間にいようと、自分で行動を決断して、そこを自分の空間にできれば
楽そうだなあ。なんて😊
自分が今望んでいる事(食べ物、会いたい人、やりたい事、行きたい所)を
知るのは意外と難しい事ですね。
こうすべきなんじゃないか、
これした方が良く思われるんじゃないか、
"should"のフィルターが無意識のうちにかかり、人間の本音を変形させているような。
最近は、zoomで家でもカフェでも、どこにいても、
仕事、観光、友人と飲み会もできるようになりました。
銭湯とは真逆の方向へ世界は進んでいるような。
「〇〇は〇〇する所」という空間と目的の限定は、今は稀なのかもしれません。
人は場所によって行動を決めるんでしょうか?
それとも、自分のしたい行動からその場所を定義するのでしょうか?
長々と独り言をつぶやきましたが、
今年の抱負は、「自分の本音を探り決断する」事です。😊
私にとって銭湯は、自分の感覚に気が付かせてくれる所です。
感染対策に留意して、2021年も温まりに行きたいと思います。
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